インプラント

インプラントとは

インプラントとは

インプラント治療は、歯を失った際に、「人工の歯根」を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで、天然の歯のような噛み心地と見た目を再現する治療方法です。人工の歯根(インプラント体)には、生体親和性が高く丈夫なチタンが主に使用されており、骨としっかり結合することで、強い力で噛めるようになります。

歯を失った後の治療選択は、お口の健康寿命を大きく左右します。ブリッジや入れ歯と比較して、残っている歯を守りながらしっかり噛める環境を取り戻したい方におすすめしています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 入れ歯やブリッジに不満がある
  • 自分の歯のように噛めるようになりたい
  • 健康な歯を削りたくない
  • 入れ歯のニオイが気になる

メリット・デメリット

メリット
  1. 自然歯のようにしっかり噛める インプラントは顎の骨に固定されるため、咀嚼力は天然歯に近く、硬い食べ物もしっかり噛むことができます。入れ歯のようなズレや噛みにくさがほとんどありません。
  2. 見た目が自然で美しい 天然歯のような自然な見た目を再現します。金属のバネもなく、周囲の歯と調和した仕上がりが可能です。
  3. 隣の健康な歯を削らない ブリッジのように両隣の歯を削る必要がありません。周囲の歯への負担が少なく、残っている歯を守ることができます。
  4. 取り外しの必要がなく、違和感も少ない 顎の骨に固定されるため、入れ歯のような異物感が少なく、取り外しの手間もありません。
  5. 顎の骨が痩せるのを防ぐ 歯の根の代わりとして刺激が伝わるため、骨が吸収されるのを抑え、口元の形態維持にも役立ちます。
  6. 長期間使用できる メインテナンスをおこなえば、10〜30年以上、長く使用できる可能性があるため、経済的メリットも期待できます。
デメリット
  1. 外科手術が必要 顎の骨にインプラントを埋め込むため、身体的負担があります。術後には腫れや痛みが出ることがあります。
  2. 治療期間が長くなる インプラントと骨が結合する期間(約3〜6カ月)が必要なため、ブリッジや入れ歯に比べて治療完了まで時間がかかります。
  3. 保険適用外で費用が高い 多くの場合、自由診療となり費用が高額になります。(医療費控除が利用できる場合あり)
  4. 定期的なメインテナンスが重要 インプラント周囲炎を防ぐため、丁寧なセルフケアと定期検診が必須になります。
    メインテナンスを怠ると寿命が短くなってしまう可能性があります。
  5. 治療ができないことがある 骨量不足、重度の糖尿病、喫煙習慣など、身体の状態によってはインプラント治療が適応できない場合があります。

当院の取り組み

フラップレスインプラント

切開を伴わないフラップレスインプラントを基本としております。歯茎を切らずにインプラントを埋入するため、術後の痛みや腫れが少なく、出血も抑えられる特徴があります。骨の状態によっては、インプラントが約1カ月で骨としっかり吸着し、仮歯の装着までスピーディーに進めることが可能です。

事前シミュレーション

精密な治療をおこなうため、CT画像と口腔内スキャンデータを組み合わせた立体的な事前シミュレーションをおこなっています。顎の骨の厚みや密度、神経や血管の位置を精密に把握した上で、サージカルガイドを用いて治療することで、計画通りの位置にインプラントを埋入できる環境を整えています。

治療の流れ

STEP 1

カウンセリング

どの治療を望まれるかなど、患者様のご希望をお伺いしてから、インプラントについて詳しくご説明します。このとき、お口の中で気になっている点などがありましたらお気軽にご相談ください。

STEP 2

口腔内の精密検査・治療計画

インプラントに必要な検査をおこないます。ご自身の口腔内の状態やレントゲン写真をもとに、まずインプラント治療が可能かどうかを検討します。手術が可能であれば、詳細な治療計画を立てて実際の治療へと移行します。
当院はガイデットサージェリーを導入しております。これにより、適切な位置にインプラントを埋入することができます。

STEP 3

術前処理

インプラント治療に必要な口腔内環境を整えるための治療をおこないます。むし歯の処置や歯周病の治療などがあります。

STEP 4

歯科用インプラントの埋入手術

インプラント治療(人工歯根)を顎の骨に埋入する手術をおこないます。

STEP 5

治癒期間

埋入したインプラントが骨としっかり結合されるまで一定の治癒期間(下顎で約3カ月、上顎では6カ月)を必要とします。

STEP 6

アバットメント(歯の土台)の取り付け

アバットメントの取り付けをおこないます。状況に応じて簡単な手術をおこなう場合もあります。

STEP 7

人工歯の作製

埋入したインプラント及び口腔内全体の印象採得(型取り)をおこない、失われた歯の部分を作製し、アバットメントに装着して完成です。

STEP 8

メインテナンス

歯科用インプラントを長期間安定して使い続けるには、適切なホームケアと定期検診によるプロフェッショナルケアが不可欠です。担当医に従い、適切なメインテナンスを実施してください。

インプラント治療の条件

インプラント治療の条件

インプラントを埋入するには、十分な顎の骨の量が必要になるため、治療前にレントゲン写真やCTスキャンを用いて、骨の高さや厚みなどを検査します。

顎の骨の量が不足している場合でも、骨の移植や人工骨を使用することでインプラント治療が可能な場合がありますので、お気軽にご相談ください。

よくある質問

治療は誰でも受けることができますか?

年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けることができます。

手術の際に入院が必要ですか?

基本的には日帰り手術になります。ただし、特殊な症例の場合や全身疾患をお持ちの患者さんの場合は入院して手術をおこなうこともあります。

治療期間はどのくらいかかるのですか?

インプラントを理入した部位や個人によって差がありますが、4カ月〜7カ月程度の治療期間が必要になります。

インプラントはどのくらいもちますか?

患者様の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いと長持ちしません。常に衛生状態を良好に保ち、担当医や歯科衛生士の指導に従っていただくことが大切です。

治療費はどのくらいかかりますか?

通常のインプラント治療は健康保健の適用外となります。さらに埋入するインプラントの本数や治療内容により異なりますので、詳しくは担当医にお聞きください。